婚活パーティやお見合いの場では、第一印象がすべてを決める――
これは、婚活を経験したことのある人なら、誰しもが実感することではないでしょうか。
中でも特に注意したいのは、女性の方が男性よりも「第一印象で相手をジャッジしがち」
だという点です。
「なんとなく無理かも」「雰囲気が合わない気がする」「この人はないな…」――たった数
分の会話や、パッと見た姿から、その後の可能性がすべて決まってしまうのです。
つまり、婚活は短期決戦。
「あとからわかってもらえればいい」は通用しません。限られた時間の中で、まずは“嫌わ
れないこと”が何より大切になります。
今回のテーマはまさにその「嫌われない婚活」。
特に男性が気をつけたい、“女性が引いてしまう3大NGポイント”とその対策を具体的にご
紹介します。
① もじもじ・うじうじしている
女性の声:「自信がないのか頼りないのか、話していて不安になりました」
緊張しているのは当然。でも、もじもじ・うじうじした態度は、自信のなさ・優柔不断・頼りなさとして伝わります。
✔ よくあるNG行動
- 目を合わせずに下を向く
- 小さな声でボソボソ話す
- 返答に時間がかかり、「えっと…」が多い
- 「どっちでもいいですよ」と主張しない姿勢
◎ 改善ポイント
- 笑顔とアイコンタクトは基本。目が合えば安心感につながります。
- ハキハキと話す練習を。声はカフェで隣の席に届くくらいを目安に。
- 何かを選ぶときは、「私は〇〇が好きです」としっかり意思表示を。
完璧でなくてもいいのです。「この人、ちゃんと自分を持ってるな」と思われることが大切です。
② 清潔感がない(=生活感が乱れて見える)
女性の声:「話は普通だったのに、服装や持ち物から“だらしなさ”を感じて残念でした」
清潔感がない=不潔、と思っていませんか?
実はそれは誤解です。「お風呂に入る」「歯を磨く」だけでは、婚活の場で必要とされる
清潔感は出ません。
婚活で求められる清潔感とは、“生活が整っていそう”という印象を与えること。
つまり、日々の暮らしがだらしなくないか、自己管理ができているか――そうした「生活感
」が見た目に表れてしまうのです。
✔ 清潔感がないように見える例
- サイズが合っていない、ダボダボの服
- 普段履きのくたびれたスニーカー
- 服にシワ、毛玉、ヨレ、ほつれがある
- 鼻毛や爪などの細部が手入れされていない
- メガネのレンズが汚れている
◎ 改善ポイント
- サイズ感の合った服を着る(ショップの店員に相談するのも○)
- 婚活用に一足、きれいな靴を用意する
- アイロンがけや衣類スチーマーで服を整える
- 爪やヒゲなど細かい部分も意識的に手入れする
見た目は、「一緒に生活したらどうなるか?」を女性が想像する大事な判断材料。
“きちんと感”=清潔感を意識しましょう。
③ デリカシーのない発言
女性の声:「悪気がないのは分かるけど、傷つくようなことを平気で言われて嫌でした」
印象を良くしようとした結果、つい言ってしまう一言が地雷になることがあります。
特に初対面では、相手の価値観や経験が分からないため、配慮に欠ける発言はマイナス評
価に直結します。
✔ よくあるNG発言
- 「写真より若く見えますね」→上から目線に聞こえる
- 「子どもは欲しいですか?」→デリケートすぎる
- 「なんで結婚してないんですか?」→無神経
- 「〇〇(芸能人)に似てる!」→本人が嫌いなら逆効果
◎ 改善ポイント
- まずは無難な話題(趣味、休日の過ごし方、好きな食べ物など)から
- 褒めるときは「話しやすい雰囲気ですね」など、抽象的かつポジティブな表現で
- 踏み込んだ話をする場合は「答えにくかったら遠慮なく言ってくださいね」と前置きを
デリカシーとは、「相手の立場に立って考えられるかどうか」です。
婚活においては、そのセンスが信頼につながります。
◆ まとめ:「“嫌われない”は最大の武器」
婚活で一番大切なのは、まず嫌われないこと。
好かれるために頑張る前に、「これでマイナスにならないか?」という視点を持つだけで、相手からの印象は大きく変わります。
もじもじ・生活感の乱れ・デリカシーのなさ――
この3つを回避するだけで、スタートラインにしっかり立てるのです。
婚活は短期決戦。
第一印象で「ナシ」とされないために、今できることから少しずつ整えていきましょう。