はじめに
こんにちは。東京の港区白金台で「結婚と結婚生活相談所aisaito(アイサイト)」を主宰しております、武嶋愛と申します。
47歳になった今、既婚者も独身者も、専業主婦もバリキャリ女子も、とにかくたくさんの人と会話をするのですが、会話の内容は「結婚と離婚」「仕事と私事」についての話題ばかり。
「あの時こうしてれば、今頃こうだったのかも」とか、「〇〇と△△、どちらを選ぶべきか」など、後悔をしたり、選択肢に悩んだり、歳を重ねるほど、経験に伴う様々な想いにふけることが増えてきました。
その中でも、とにかく皆が口をそろえて「結婚前の諸々の確認がとても大事!!」と言います。
「結婚前の一番幸せな時に水を差したくないがために確認を怠り、そのせいで結婚後にひどい目にあった」とか、「あの時うやむやにしないできちんと聞いておけば良かった」など、離婚経験者が口にすることをまとめてみると、どれも同じような内容です。
ということで、これから結婚をする人たちが、ちょっと立ち止まりつつ、幸せな道に進んでいただけるように、先人たちの声をまとめましたので、是非読んでいただければ幸いです。
相手のことを全部知っている?確認すべき事項6選
相手のことは知っているからOK、知らないとNGという意味ではありません。
また、それに対する回答で相手をジャッジする目的でもありません。
結婚相手の 過去 ⇔ 現在 ⇔ 未来 をきちんと共有し、人生のパートナーとして共に歩めるかという時に必要な事項だということです。
1と2は相手の過去を、
3と4は相手の現在を、
5と6は相手の未来を確認するものです。
現在は、過去から影響を受けていますし、未来に対する準備でもあります。
未来は、相手の目標や価値観を反映したり、過去からの責任でもあります。
過去は、相手の軌跡そのものです。
人生を共に歩む予定のパートナーのことを知る努力が必要、だということです。
何故なら、知らないことは自分ごとにはならないから。
いざ結婚生活が始まってから発覚した場合は、自分たちの問題として乗り越えるべき課題となりますので、事前に知っておく必要があると思います。
そして、知った上で改めて結婚をするか否かを検討します。
ということで、まずは知ることが重要だということを念頭に、以下読み進めてみてくださいね。
1.過去の婚姻歴と子どもの有無
これは、戸籍謄本を見れば分かることでもありますが、過去に結婚をしたことがあるかを確かめます。
どんな人だったか、や、どんな結婚だったか、まで掘り下げる必要はありませんが、何故、離婚をしたのかを聞いておくことで、相手が過去の結婚生活において
・何を得られなかったのか
・どんな学びがあったのか
・自分に何を求めているのか
などをざっくりと知ることができます。
また、子どもに対する相手のスタンスがどうなのか、という根本的な価値観も確認すべきでしょう。
どういうことかと言うと、産んだ責任の果たし方です。
「離婚をしたけど、子どもの親であることに変わりはないから、養育費も払うし、面会もして、成長を見守っている」
のか
「離婚をした後は逢ってないし養育費も払っていない」
のかで、その相手の責任の果たし方が見え、それはすなわち、今回の結婚で(つまり自分との)子どもができた場合にも同様のことをする可能性がある、ということを示唆します。
前の結婚で産まれた子への養育費があると、「これからの結婚生活で負担だな…」と考えがちです。
自分達に子どもができても、定期的に面会をしに行ってしまうことに対する寂しさも感じると思います。
でもこれは、その人なりの責任の果たし方であり、むしろ責任感があって信頼できる相手だと考えるべき。
むしろ、「養育費は払わないで!逢いに行かないで!」と考えることは、自分達が幸せなら他はどうなっても良いと言っているようなものです。
そして、新たに結婚するから養育費はもう払えない!と考える人だった場合、あなたにもいずれ同じようなことをする可能性もある、ということです。
ということで、ここの確認はとっても大事だということを、私自身が経験者であることから、強くお伝えしておきたいと思います!!
2.過去の病歴
これは、相手がどんな時に体調を崩したり、どこが強くてどこが弱いかを知っておき、日々の生活に留意していくために知っておいて欲しい事項です。
病歴というほど大げさでなくても、のどが弱いとか、片頭痛持ちとか、お腹を壊しやすいなど、小さな体調の変化も知っておくと、食事に工夫したり、時間の過ごし方を配慮出来たり、そんな気遣いの積み重ねが結婚生活の良し悪しを積み上げていくと思います。
ですので、相手を知る目的の一環として、確認しておきましょう。
3.借金の有無、また収入と貯蓄額
これは、結婚をするにあたり、とても重要な要素です。
でも、決して間違えて欲しくないのが、相手がいくら稼いでいるか、という“稼ぐ力”を確認するものではありません。
「選ぶべきは、年収や貯蓄額ではなく、働くことが好きで、安心してお金の話が出来る人」かどうか、すなわち、生活における重要なポイントをきちんと共有し合える人か、を確認するためです。
そして、お金に明るい人は、お金に好かれていますので、使った分は入ってきたり、また仕事をすること自体が好きなので、一時的に収入が少なくても、一生困窮することは可能性として低いです。
逆に、娯楽や一時的な感情で借金と返済を繰り返す人は、お金にだらしがなく、安定もしづらいです。
婚約破棄を経験したことのある友人は、相手が隠し持っていた借金返済の督促状を見てしまったことから喧嘩が増え、その後破談になりました。
付き合っている時はそんなこととはつゆ知らず、いざ結婚準備で同棲をし始めた時に発覚したので、「籍を入れる前で良かった!」と言っていました。
相手の仕事や金銭に対する価値観と、自分のそれを確認することは、今後の結婚生活を考える上でとても重要なポイントとなりますので、是非今のうちに考えてみてください。
4.性欲、性癖
これは、夫婦の不仲の原因TOP3に入る問題です。性に対する男女のズレが、夫婦不仲に直結します。
ズレの根底には、
・回数や内容に対する欲求
・ホルモンの影響
・ライフイベントの変化に伴うタイミング
・出産や育児期の感情
など、多くの要素が絡んできます。
「結婚前は定期的にしていた夫婦が、妊娠を機にしなくなった。そのまま妻はレスでも良いと思っていたが、夫は欲求を抑えられず、それが原因で不倫が始まった。」
「子どもを出産してから、夫の自分勝手さに嫌気がさし、怒りの感情を溜めこむことが増えて、夫を受け容れられなくなった。」
「妻とはいろんなプレイが出来ないので、外でその欲求を叶えるしかなかった。」
など、この件に関するエピソードやネタは日本中に転がっていますので、高い確率で一度は訪れるズレの要素です。
事前にお互いの性欲や性癖を確認しておくことも、大事な婚前準備の一つだと思いますよ。
5.転職や転勤の可能性
これは、自分の人生設計と相手の人生設計を合わせるという目的で必要な事項です。
私の友人に、親が転勤族で、高校入学までに5~6回は転校した人がいます。
だからか、誰とでも分け隔てなく付き合えて、とてもソフトな性格をしています。
彼女が結婚をした相手もまた転勤が多い仕事をしているので、結婚後3~4か所は転勤をしていて、そのたびに夫についていき、子ども達にも転校をさせています。
彼女は、親が転勤族だったから、自分も転勤を受け容れる、という選択をしています。
それを見るたび、「私には出来ない選択だなぁ」といつも感じるのです。
私は転校をしたことが無く、苦手意識もあります。
ですので、もし転勤の可能性がある人と結婚をするとなると、ついていくか躊躇するかもしれません。
というように、どっちが良い悪い、合う合わないという判断ではなく、大事なライフイベントを受け容れられるかどうか、という判断をするために、転職や転勤の可能性も視野に入れて様々な話をしておくということをアドバイスとして入れておきます。
6.両親と同居、または介護の可能性
最後は、結婚とは自分達だけの問題ではなく、負うものが増えるという要素もある、という観点から、事前に確認しておくべき事項です。
人によってニーズ(要望)は様々です。
実家に部屋が余っているから、家賃を浮かせるために、同居をしよう!ということだってあるし、親とは不仲だから同居はあり得ないという人も居ます。
せっかく新婚なのだから親と一緒には住みたくない!という人と、高齢の親を一人に出来ないから結婚して数年以内には同居したいという人が、何も話し合いをせずに結婚をしたら、その先どんな衝突が起きるかは一目瞭然です。
ですので、双方のニーズを確認しておくために、具体的に、揉めそうな案件を例に出して、話し合っておく、ということをやっておいてください。
最後に
どんな人生を選択するのもあなたの自由です。
婚活中に自分軸を整えながら、お相手との会話を広げていき、十分な理解と納得の上で次の人生に進まれることを願っております。
結婚を通して、皆さまがより良い人生を送ることができますように。
【執筆者情報】
港区白金台の結婚と結婚生活相談所aisaito 武嶋愛
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