「資格を取ったら、婚活を始めよう」
そう決めて、これまで仕事や勉強を優先してきた方もいるのではないでしょうか。
試験が終わるまでは勉強に集中する。
資格を取れば、少し時間にも気持ちにも余裕ができる。
そのときに、パートナー探しを始めよう。

ところが、いざ資格を取得してみると、今度は仕事が忙しくなります。
新しい仕事を任されたり、専門職として責任が増えたりして、帰宅する頃にはもう疲れている。婚活アプリには登録したものの、平日に開く気力がなく、休日も誰かと会うより、まずは一週間の疲れを取りたい。
そして、いつの間にか、
「もう少し仕事が落ち着いたら、ちゃんと婚活しよう」
と思うようになる。
けれど、仕事が完全に落ち着く日は、なかなかやってきません。

資格を取るまでは、婚活を後回しにする理由がはっきりしていました。
その資格を取った今、また別の「忙しさ」によって先送りしているとしたら、一度、自分のこれからに目を向けてみてもよいのかもしれません。
仕事を辞める必要も、仕事を犠牲にする必要もありません。
仕事を続けながら、結婚やこれからの暮らしについて考え始めることはできます。

1.「仕事が落ち着いたら」を待ち続けていませんか?

資格を取得すると、仕事が楽になるとは限りません。
むしろ、任される仕事が増えたり、専門性を求められる場面が多くなったりして、以前より忙しくなることもあります。
一つの仕事が終われば、次の仕事が始まる。
新しい業務に慣れた頃には、また別の役割を任される。
そうして「落ち着いたら」という時期を待っているうちに、半年、一年と時間が過ぎてしまうことがあります。

だからといって、仕事より婚活を優先すべきだということではありません。
資格取得まで努力してきたことも、その資格を活かして仕事を頑張りたい気持ちも、どちらも大切にしてよいのです。
ただ、以前から「資格を取ったら婚活を始めよう」と思っていたのであれば、その気持ちまで忙しさの中に置き去りにしないでほしいと思います。
今すぐ大きく動かなくても構いません。
まずは、婚活をまた先送りにしている自分に気づくことが、最初の一歩です。

2.「どんな相手?」より先に、「どんな毎日?」を考える

婚活を始めようとすると、まず相手に求める条件を考えがちです。

  • 年齢
  • 職業
  • 年収
  • 住んでいる場所
  • 趣味や外見

もちろん、条件を考えることも必要です。
しかし、条件が合うことと、一緒にいて自然体でいられることは、必ずしも同じではありません。
そこで、最初に考えてみてほしいのが、
「私は、どんな毎日を送りたいんだろう?」
ということです。

たとえば、

  • 結婚後も仕事を続けたい
  • お互いの仕事や一人の時間を尊重したい
  • 忙しい時期にも、無理をせず支え合える関係がいい
  • 休日には一緒に食事をしたり、出かけたりしたい
  • 困ったときには、安心して相談できる関係でいたい

このように、望んでいる暮らしから考えると、その生活を一緒につくれそうな相手の輪郭も少しずつ見えてきます。
「どんな人と結婚したいか」がまだ分からなくても大丈夫です。
まずは、どんな関係なら自分らしく、心地よく暮らせそうかを言葉にしてみましょう。

3.資格取得で培った「逆算する力」は、婚活にも活かせる

資格を取るまでには、ゴールを決め、そこから逆算して行動してきたはずです。
試験日まで、あと何か月あるのか。
いつまでに、どの範囲を終わらせるのか。
今週は、何をするのか。
大きな目標を日々の行動へ分け、思うように進まない時期にも試行錯誤を続けてきた。その力は、これからの暮らしを考えるときにも活かせます。

ただし、婚活は資格試験とは違います。
正解が一つに決まっているわけではなく、相手の気持ちやタイミングもあります。計画どおりに動けば、必ず結果が出るものでもありません。
婚活における「逆算」とは、出会いや結婚の日程を予定どおりに進めることではなく、
自分が望む未来に近づくために、今できることを考えること
です。

たとえば、
「1年後には、将来を考えられる人と出会っていたい」
と思ったとします。
それなら、今月できることは何でしょうか。

  • 自分に合いそうな婚活方法を一つ調べる
  • 登録したままになっているアプリのプロフィールを見直す
  • 結婚相談所がどのような仕組みなのか調べてみる
  • 自分が望む結婚生活を書き出してみる

このように一つずつ具体的にすると、「いつか婚活しよう」という曖昧な気持ちが、「今月はこれをやってみよう」という行動に変わります。
この考え方を、PATEO to PATECOでは「逆算婚活」と呼んでいます。

4.今日、「1年後の生活」を書いてみる

婚活に興味はあっても、仕事をしながらいきなり大きく動くのは難しいかもしれません。
そんなときは、まずスマートフォンのメモを開いて、次の問いを書いてみてください。
1年後、私はどんな生活をしていたい?
仕事、休日、住まい、パートナーとの関係。
思いついたことを、まとまっていなくても構わないので書いてみます。

次に、
その生活に近づくために、今月できることは何だろう?
と考えてみましょう。
婚活方法を一つ調べる。
プロフィールを見直す。
信頼できる人に、自分の気持ちを話してみる。
最初の一歩は、それくらい小さくて構いません。

一人で考えていると条件ばかりが浮かび、本当に望んでいる暮らしが分からなくなることもあります。そんなときは、信頼できる人や婚活の専門家と話しながら、自分の気持ちを言葉にしてみるのも一つの方法です。

まとめ|資格を取った今、自分のこれからも考えてみる

資格を取得するまで、仕事や勉強に真剣に向き合ってきた。
その努力は、これからも大切にしてよいものです。
一方で、以前から「資格を取ったら婚活を始めよう」と思っていたのであれば、今度は「仕事が落ち着いたら」と待ち続ける前に、自分がこれから望む暮らしについて考えてみてください。

資格を取るまでやり遂げたあなたには、目標に向かって一歩ずつ進む力が、すでにあります。
婚活は一人で正解を出す試験ではありません。
だからこそ、まずは「誰を探すか」ではなく、「どんな毎日を送りたいか」から始めてみる。
今日、スマートフォンに、
「1年後、私はどんな生活をしていたい?」
と書いてみましょう。
その小さな問いが、婚活を「いつか」から「今」に変える一歩になるかもしれません。

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